定休日のきのう、近くの幼稚園の、食物アレルギーのお子さんを持つお母さんの会におじゃましてきました。私は食物アレルギーの経験はありませんが、子どものときのアトピーの治療でけっこう厳格な除去食(悪化の原因になると思われる食べ物を摂取しない)をしていた時期があって、その経験などを話して欲しいと言われ、おうかがいしました。
会では、幼稚園の給食のアレルギー対応がより安全なものになるように働きかけたり、アレルギー対応食品を取り扱ってもらえるようスーパーマーケットにかけあったりされているそうで、積極的な行動が立派だなーと感じました。今年は、他の幼稚園のお母さんたちとのつながりを作っていくのが、目標だということです!
会のお母さん方は、周りの子どもと同じものを食べることができないことで、いじめられたりするのではないかと心配されていました。私は、皆が給食を食べるなかひとりお弁当だったことで、嫌なことを言われた経験があります。しかし、それは、太っているのをからかわれるかもしれないとか、走るのが遅いから意地悪を言われるかもしれないとかいった可能性と変わらないように思います。心配しすぎず、なにかあったら対応するのでいいのではないか、と、私の考えを伝えました。
アトピーがひどかったことも、食べられないものがあったことも、たしかにつらい経験です。今も治ったわけではなく、だましだまし共存しています。食べ物の制限もあります。でも、その経験が糧になっていると感じることも多いですし、なにより、今はけっこう楽しく生きています。決して特別なことではありませんが、お母さん方の心配を少なくできるなら、また機会があれば、お話ししたいと思いました。
私にとっても、どういうことにお困りなのか、何があればうれしいかなど、生の声をお聞きできるのはとてもありがたいです。そして、食物アレルギーや、最近の治療の事情についても、きちんとした知識を持たなければならないと思いました。勉強しなければ!
アレルギーの会のみなさん、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
コメントをお書きください