いまさら、と思われそうですが、つい先日、アトピー性皮膚炎の積極的な治療を受け始めました。考え方はいろいろありますし、こういうところに書くのははばかられ、すごく迷いましたが書くことにしました。
子どものときから20年近く、えらく遠いところにある病院のちょっと特殊な治療で症状をコントロールしてきたのですが、思うところあって、考えた末、近くのアレルギー科に相談に行きました。いまは「標準治療」だという、ステロイド外用薬をしっかり使う治療をすることにしました。ただいま、軟膏で体中ベタベタです。
お医者さんにもらった資料の冒頭の「アトピー性皮膚炎の治療は、1990年代の混乱の時期を経て…」という記述に、1980年生まれの私がなにをしても治らず困ってしまっていた時期は、治療方法も定まっていなかったのかと、妙に納得しました。近い年代で、「ステロイドは怖い」「病院では治らない」と病院にかかっていない方にしばしば会います。ここ10年ほどで、治療の研究はずいぶん進んでいるようです。一度、相談に行ってみるのも選択肢かと思います。
不安でドキドキしますが、もしかしたら、夢のつるすべ肌になるかもしれない、かゆくなる心配をしないで行動できるようになるかもしれない、どんどんひどくなったらどうしようという不安に駆られずに済むようになるかもしれない、と思うと、楽しみです。
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