お年寄りの施設にうかがってきました

定休日だった月曜日、神河町のお年寄りの施設にうかがってきました。知り合いの紹介で、施設を経営されている会社の方が連れて行ってくださいました。

 

うちで通常扱っている肌着のほか、お年寄り向けに作られている暖かい肌着や、しめつけない靴下、レッグウォーマーなどを選んで持って行きました。まずは需要が知りたかったのと、アヤシイ訪問販売になってはいけないので、「見ていただいてご意見をお願いする」というスタンスでした。

 

デイサービス、ショートステイなどいくつかの種類の施設を訪ねたのですが、そのなかでも、「サービス付き高齢者住宅」にお住まいの方が、喜んでくださいました。縫い目のかたいところが痛いからいつも裏返しに着ているという女性や、足袋型のソックスを探していたとおっしゃる男性が、試してみようと買ってくださいました。

 

意外だったのは、スカーフです。明るい色のものも入れておこう程度の気持ちで持って行った竹布のスカーフが、かさばらないのが欲しかった!と喜ばれました。

 

肌着はピンクよりベージュが好まれるとか、ちくちくするレースは嫌だけどまったくないのも不評とか、靴下の滑り止めが必要な人もあるけど歩き方(すり足とか)によっては逆に危険とか、分かったこともありました。また、肌着を含め必要なものはご家族に買ってきてもらうほか、比較的お元気な方は、定期的にある「買い物ツアー」でご自身で買われるとのことでした。

 

また、認知症の方や障害のある方が、楽しそうに見てくださったのも印象的でした。ふだんはお買い物に行かれる機会が少ないのかもしれません。

 

行ったら喜ばれるかもしれないし、なくてもなんとかなっているものを売りつける形になったら困るし・・・など、いろいろ考えるきっかけになりました。たいへんお世話になり、ありがとうございました。